西武リアルティソリューションズが、東京都港区で進める「(仮称)品川駅西口地区B-1-2地区新築計画」の環境影響調査計画書がまとまった。延べ26万8000㎡、最高高さ140mの施設建設に2028年度に着工し、32年度の竣工を目指す。21日から港区役所などで縦覧している。
対象区域は、港区高輪三丁目の一部約2万7500㎡で、グランドプリンスホテル新高輪が立地している。用途は事務所、商業、ホテル、住宅、MICE(国際的な会議・展示会など)など。約466台収容できる駐車場も整備する。
同事業では、計画地東側で工事が進められている「(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画」と連携した駅とまちとをつなぐネットワークの形成や、隣接する高輪森の公園やホテル内の緑と連続した緑地などを整備する。
防災面では、災害時に一時的な避難場所として活用できるオープンスペースを確保するほか、帰宅困難者のための一時滞在施設や防災備蓄倉庫を設ける。
環境影響調査計画書の作成は日本設計が担当した。
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