兵庫県加西市は、陸上競技場、総合体育館、多目的グラウンドで構成した市内初となる総合運動公園の新設を計画している。事業手法は検討中。まずは陸上競技場の整備を予定しており、従来手法を採用した場合は、2025年度末にも設計業務を発注、26年度の設計着手、28年度の着工、30年度の完成を目指す。
基本計画によると、同公園は、ぜんぼうグリーンパーク(両月町484-1)と善防中学校のグラウンド(両月町484-2)を合わせた約8.4haに一体整備する。各施設の機能は、陸上競技場が400mトラック9レーン、クラブハウス、倉庫。多目的グラウンドがサッカーコート1面程度の人工芝グラウンド1面、100m直線トラック3レーン。多目的広場が芝生広場や1500㎡程度の屋根付き広場、休憩施設。総合体育館はメインアリーナがバスケットボール・バレーボールコート3面、観客席1500席、サブアリーナがバスケットボール・バレーボールコート1面で、このほか武道場の設置なども予定している。
総合体育館と多目的グラウンドの整備スケジュールについては、いずれも27年度の設計、30年度の着工、32年度の完成を見込んでいる。