安藤氏自ら空間デザインを手掛けた展覧会では“都市ゲリラ”として建築設計活動をスタートして以来、世に送り出してきた斬新な作品を「原点/住まい」「光」「余白の空間」「場所を読む」「あるものを生かしてないものをつくる」「育てる」という6つのセクションに分けて展示。安藤氏が歩んできた道程を追体験できる。
初期の代表作から近年の圧倒的スケールを持つ海外作品まで100以上の作品を一挙に公開するとともに、30年にわたり継続的に取り組んできた直島の一連のプロジェクトを俯瞰(ふかん)する圧巻のインスタレーションを設置。原寸大で再現された『光の教会』など模型やスケッチ、ドローイングなど貴重な設計資料が数多く展示されている。
会期は12月18日まで。午前10時から午後6時(金・土曜日は午後8時)まで。観覧料は一般1500円(前売1300円)、大学生1200円(同1000円)、高校生800円(同600円)。