都市再生機構(UR)中部支社は、JR沼津駅南口にある保有地の活用に向けて事業パートナーをフィル・カンパニーを代表とするグループに決めた。構成員はフィル・コンストラクション、ブルースタジオ、加和太建設。25日に同機構と同グループ、静岡県沼津市の3者で「沼津駅周辺のまちづくり推進に関する事業パートナー協定」を結んだ。
対象地は、西武百貨店跡地などの敷地831㎡。店舗部と地域貢献部で構成する拠点施設を整備し、誰もが訪れやすく自由にくつろげる居心地のよい空間を目指す。店舗部は同グループ、地域貢献部や広場は沼津市が整備する。
グループの提案によると、待合、階段、芝生、ピロティの4広場を整備し、さまざまなアクティビティーが展開できるようにする。
8月以降に拠点施設と広場の設計に着手し、12月ごろに着工する予定だ。2026年秋ごろのオープンを目指す。
【公式ブログ】ほかの記事はこちらから
建設通信新聞電子版購読をご希望の方はこちら