【出前授業】将来の選択肢に見据える生徒も! 神奈川建設重機協組が岡工高でクレーン操作指導 | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

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【出前授業】将来の選択肢に見据える生徒も! 神奈川建設重機協組が岡工高でクレーン操作指導

憧れの三田さん(左)の指導の下、クレーンを操作する清水さん

 神奈川建設重機協同組合(内田靖夫理事長)は26日、川崎市の神奈川県立向の岡工業高校建設科2年生約70人を対象に出前授業を開いた。栄光重機、理想環境エンジニアリング、多摩川機工がクレーン車を提供し、各社のオペレーターの指導の下、生徒らは真剣なまなざしでクレーン操作や玉掛け合図などを体験した。
 出前授業は実技実習を行う課外授業とクレーン業界の基礎などを学ぶ座学授業の2つで構成。課外授業では、生徒らが玉掛け合図し、その合図に従って実際にクレーンを操作した。初めての体験に戸惑いながらも生徒らは指導に熱心に耳を傾けながら実習に取り組んだ。

玉掛け合図を体験

 また、生徒の中には、神奈川建設重機協同組合のクレーン会社でインターンシップを行った生徒もおり、その中の一人の清水寧々さんは、昨年の出前授業で講義を受け、今回も参加した多摩川機工の三田千尋さんに憧れ、7月の3日間、同社でインターンシップを行った。
 清水さんは「多摩川機工の皆さんは人柄も良く、ウエルカムな感じで、インターンシップに行って良かった」と振り返った上で、「クレーンの操作は難しいが、ベテランの方々の話を聞いて、長くやればやるほど操作がうまくなると感じた。できれば将来はクレーンをやりたい」との希望を語った。

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