【クレーン出前授業】これがきっかけで入職しました! 磯子工高生36人がラフタークレーンに挑戦 | 建設通信新聞Digital

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【クレーン出前授業】これがきっかけで入職しました! 磯子工高生36人がラフタークレーンに挑戦

 神奈川建設重機協同組合(内田靖夫理事長)などは、横浜市磯子区の県立磯子工業高校で第8回出前授業を開いた=写真。女子生徒2人を含む就職活動を控えた2年生計36人が参加した。12t級のラフタークレーン3台を使い、オペレーターが直接、玉掛作業や機械の操作方法を指導した。同高での開催は3回目。この授業をきっかけにクレーンオペレーターに入職する生徒が生まれるなど、着実な取り組みが実を結んでいる。
 冒頭、後藤宗治校長は、「きょうは40人ぐらいの大人が君たちのため授業をしてくれる。実際に経験することは自分のためになる。業界を知ることや自分の適正を見定めることができる。感謝の心を持ってしっかり吸収してほしい」と呼び掛けた。
 続いて、国土交通省の中野次郎土地・建設産業局建設市場整備課調整係長があいさつした。
 建設業振興基金の市橋伸悟経営基盤整備支援センター人材育成支援課指導役と同組合の戸田和吾事務局長、多摩川機工の三田千尋氏の講義の後、グラウンドに移り、実機を使った授業を実施した。
 同授業は厚生労働省の建設労働者確保育成助成事業を活用した。
 国土交通省学校キャラバン建設産業戦略的広報推進協議会と全国クレーン建設業協会神奈川支部(斎藤恒四郎支部長)が共催し、関東圏専門工事業担い手確保・育成推進協議会(通称・YUME-KYO、夢協)が協賛した。三協重機、神奈川重機、佐藤機工が協力した。

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