神奈川県建設業協会(小俣務会長)は24日、神奈川県との共催で、横浜市の県本庁舎前をイベント会場に「かながわ建設フェスタin日本大通り」を開いた。2018年に続き2回目で、ショベルカーやクレーン車、高所作業車など建設機械によるアトラクションなど多彩なイベントを用意し、日ごろ触れることのない建設産業の仕事に多くの子どもたちが目を輝かせ、ものづくりの魅力を体感した。
続いて、県の上前行男県土整備局長が、相次いだ台風被害の復旧に最前線で取り組む地元建設業界に感謝の意の示し、「皆さんにより県民の安全・安心は守られている。今回の台風で県民の方々も皆さんに支えられていることを実感したと思う。将来にわたって担い手を確保するため、『自分たちのまちは自分たちが守る』という決意を子どものうちから楽しみの中で芽生えさせるような1日にしてほしい」と呼び掛けた。
フェスタには、同様のイベントの開催実績がある横須賀、県央を始め、各支部の会員企業が協力し、ショベルカーやホイールローダーなど大型建設機械の展示、高所作業車への体験乗車、ミニショベルによるクレーンゲームやスーパーボールすくいといったアトラクションなどを行った。神奈川県電業協会(山口宏会長)、神奈川県空調衛生工業会(有井清会長)、神奈川建設重機協同組合(内田靖夫理事長)など協賛・協力団体もさまざまなイベントを用意した。