【神建協ら】工高生対象に建設ガイダンスセミナーを開催 現場の魅力、社会的役割を発信 | 建設通信新聞Digital

4月25日 木曜日

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【神建協ら】工高生対象に建設ガイダンスセミナーを開催 現場の魅力、社会的役割を発信

 神奈川県建設業協会(小俣務会長)、神奈川県建設産業団体連絡協議会(同)は12日、横浜市の神奈川県立青少年センターで「2019年度かながわ建設ガイダンスセミナー」を開いた。県内工業高校6校の生徒など約450人が参加し、基調講演や先輩からのメッセージなどに熱心に耳を傾け、建設現場の魅力や地域の安全・安心を守る建設業の社会的役割を学んだ。

約450人が参加した

 小俣会長は「建設業は自分が携わった仕事の成果が未来に残る素晴らしい仕事であり、やりがいのある仕事でもある。その一方で、地震や台風、大雪など自然災害が起きたときには真っ先に出動し、国や県などに協力して土砂やがれきでふさがれた道路を通れるようにしたり、その後の復旧・復興を担うなど重要な役割を果たしている」とあいさつした。
 セミナーでは、第1部として、土木学会の塚田幸広専務理事が「国土・地域・インフラを守り築く土木技術者の誇り」と題して基調講演したほか、第2部では先輩からのメッセージとして、さく井技能士の常吉翔氏(井戸屋)、建築技術者の椎野竜氏(大洋建設)が建設業を目指したきっかけや仕事の魅力などを伝えた。
 第3部では、神奈川県県土整備局の大久保美紅道路部道路管理課技師(土木職)、春日晋平建築住宅部公共住宅課技師(建築職)が「建設業の魅力~神奈川県若手技術職員からのメッセージ」と題して講演した。

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