神奈川県建設業協会(小俣務会長)、神奈川県建設産業団体連絡協議会(同)は12日、横浜市の神奈川県立青少年センターで「2019年度かながわ建設ガイダンスセミナー」を開いた。県内工業高校6校の生徒など約450人が参加し、基調講演や先輩からのメッセージなどに熱心に耳を傾け、建設現場の魅力や地域の安全・安心を守る建設業の社会的役割を学んだ。
セミナーでは、第1部として、土木学会の塚田幸広専務理事が「国土・地域・インフラを守り築く土木技術者の誇り」と題して基調講演したほか、第2部では先輩からのメッセージとして、さく井技能士の常吉翔氏(井戸屋)、建築技術者の椎野竜氏(大洋建設)が建設業を目指したきっかけや仕事の魅力などを伝えた。
第3部では、神奈川県県土整備局の大久保美紅道路部道路管理課技師(土木職)、春日晋平建築住宅部公共住宅課技師(建築職)が「建設業の魅力~神奈川県若手技術職員からのメッセージ」と題して講演した。