【「休日月1プラス運動」を開始】神建協が県庁舎前で建設フェスタを初開催@12/9 | 建設通信新聞Digital

4月28日 日曜日

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【「休日月1プラス運動」を開始】神建協が県庁舎前で建設フェスタを初開催@12/9

 神奈川県建設業協会(小俣務会長)は、11月から4週8休を最終目標に月当たりの休日を1日ずつ増やしていく「休日月1+(ツキイチプラス)運動」を実施するとともに、12月9日に「かながわ建設フェスタin日本大通り」を初開催する。7日に鈴木祥一神奈川県県土整備局長を訪れ、2つの取り組みを報告した。
 建設業界の将来を担う人材の確保が深刻化する中、小俣会長は「今後、若者を確保していく上でも、また、現在、業界に従事している多くの方々のワーク・ライフ・バランスのためにも働き方改革の推進が不可避」との認識を示し、同運動を打ち出した全国建設業協会に歩調を合わせて展開していくことを明かした。

休日月1+運動のポスター

 運動の実施には、発注者の理解と協力が不可欠で、啓発用ポスターを受け取った鈴木局長は「県土整備局の取り組み方針として、建設業界と連携した働き方改革を進めることを掲げている」と説明した上で、「工期や経費などといった課題を共有しながら、これらの課題を1つずつ乗り越えて実現に向けて頑張っていきたい」と前向きな姿勢を示した。神建協では、啓発用ポスターやチラシを会員各社に配布し、積極的な取り組みを促していく。

小俣会長(左)と鈴木局長

 一方、かながわ建設フェスタは、神奈川県との共催で、横浜市の県本庁舎前をイベント会場に大型建設機械の展示、高所作業車への体験試乗、ミニショベルカーによるアトラクション、じゃんけん&クイズ大会、チャレンジラリーなどを行う。

建設フェスタのポスター

 小俣会長は「横須賀や厚木など県内の地域協会での開催実績はあるが、当協会では初めて実施するイベント。県から日本大通りの魅力向上を目指してさまざまなイベントを開催したいので、その一環として当協会として何かできないかという依頼があり、建設業の理解を広める良い機会として積極的に対応すべきということになった」と開催経緯を語った。

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