【神奈川建設重機協組】インターンシップ通し 工高生がクレーンオペレーターの仕事の魅力を体感 | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

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【神奈川建設重機協組】インターンシップ通し 工高生がクレーンオペレーターの仕事の魅力を体感

 神奈川建設重機協同組合(内田靖夫理事長)は7月24-26日の3日間、神奈川県立向の岡工業高校(川崎市)から2年生7人を受け入れたインターンシップを行った。生徒は、組合員の大京建機(川崎市)、多摩川機工(川崎市)、市原クレーンサービス(横浜市)、理想環境エンジニアリング(横浜市)の4社に分かれ、クレーンオペレーターの仕事に触れ、その魅力を体感した。
 大京建機では、2人の女子生徒を受け入れ、現役の女性オペレーターが専門講師を務め、「女性の立場からみた建設作業員」をテーマに授業を行った。実際のクレーンを使った操作体験や東京電力の協力を得て川崎市の作業現場も見学した。
 生徒からは「父が重機オペレーターとして働いており、小さいころから憧れていた。実際に操作させてもらって、ますますオペレーターになるという目標が明確になった」(土田若菜さん)、「高校の出前授業でクレーン車に興味を持ち、インターンシップに応募した。女性オペレーターの経験談を聞いて、女性にも優しい職場だと実感できた」(吉田綾乃さん)との感想が上がった。
 同組合では、出前授業やインターンシップでの実績を生かし、県内工業高校生の新卒採用で多くの成果を上げている。若年者の担い手確保・育成の成功事例として、工業高校や他の建設専門業者からも注目されている。

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