【リノベーションコンペ】最優秀は「まちと家族を繋ぐ3つのリビング」と「都市にまたがる住まい」の2作品! | 建設通信新聞Digital

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【リノベーションコンペ】最優秀は「まちと家族を繋ぐ3つのリビング」と「都市にまたがる住まい」の2作品!

まちと家族を繋ぐ3つのリビング

 日本総合住生活(JS)は9月30日、東京都文京区の日本女子大新泉山館で第4回リノベーションコンペティションの公開2次審査を実施した。3大学15作品を審査した結果、最優秀賞は福岡彩乃さん(日本女子大)・宮本歩さん(同)の「まちと家族を繋ぐ3つのリビング」、久保田啓斗さん(法政大)・小林奈七子さん(日本女子大)の「都市にまたがる住まい」の2作品に決定した。

都市にまたがる住まい

 今回のコンペでは、「街との関係に配慮した、UR賃貸住宅のリノベーション提案」をテーマに、幕張ベイタウンパティオス20番街を題材として、魅力的な居住空間と新しいライフスタイルのアイデアを求めた。提案者は日本女子大、法政大と、新たに参加した千葉大の計3校で、提案24作品を1次審査で15作品に絞り込み、2次審査のヒアリングを経て、最優秀賞2作品、優秀賞2作品を決めた。優秀賞は村上琴美さん(日本女子大)の「コーディネートする住まい」、藤田彩加さん(法政大)の「flatcage住空間拡張装置」を選んだ。

右から福岡さん、横山常務、小林さん、久保田さん

 審査終了後に表彰式を開き、横山和彦常務取締役が表彰状などを贈呈した。最優秀作品のうち1作品はモデル事業として既存住宅で具体化する。このほかの作品もアイデアを含め、同社のリノベーション事業に役立てる。
 JSの望月常弥常務取締役は冒頭、リノベーションへの認識を深めることなどコンペの目的を示し、「この機会を通じて若い人たちがストック改修の仕事に興味を持ち、皆さんの能力を役立ててほしい。そして、ことしから千葉大学が参加した。これからも、どんどん輪が広がってほしい」と期待を寄せた。

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