福岡地所とシーアールイーは、佐賀県鳥栖市で計画している物流施設「ロジスクエア鳥栖II」の地鎮祭を開き、10月1日に着工した。東洋建設の設計施工で、2026年9月末の完成を予定している。
施設規模はS造2階建て延べ約3万6575㎡。テナント区画は4分割可能で、最小約2430坪から利用できる。金属断熱サンドイッチパネルを外壁に採用し、床荷重は1㎡当たり1.5t、有効高さは6.0m以上、照度は平均300ルクスを確保する。昇降設備は、荷物用エレベーター(積載荷重4.1t)4基、垂直搬送機4基を実装する。東西両面にトラックバースを配置し、大型車40台が同時に接車できる計画とする。
環境対策では、全館LED照明、人感センサー、節水型衛生器具を採用するなど、環境や省エネルギーに配慮した施設計画とし、BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)評価、CASBEE(建築環境総合性能評価システム)-建築(新築)の取得を予定している。
建設地は藤木町1-2の鳥栖商工団地内。敷地面積2万6187㎡。周辺は大規模な工場・倉庫が集積する24時間操業可能なエリアに立地している。
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