【Honda青山ビル】11月から解体着手/三井不レジ | 建設通信新聞Digital

10月16日 木曜日

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【Honda青山ビル】11月から解体着手/三井不レジ

11月4日から解体が始まるHonda青山ビル


 三井不動産レジデンシャルは、東京都港区にある本田技研工業の旧本社ビル「Honda青山ビル」の解体工事に11月4日から着手する。施工はTANAKENで、2027年8月31日の完了を目指す。

 工事名称は「港区南青山二丁目1番1号地上部解体工事」。解体する建物の規模は、S一部SRC造地下3階地上17階建て延べ2万8523㎡。高さは71m。

 工事場所は、地下鉄青山一丁目駅からすぐにある南青山2-1-1。国道246号(青山通り)と都道319号(外苑東通り)に面している。用途は商業地域で、建ぺい率80%、容積率700%。

 同ビルは、本田技研工業が23年9月に建て替えを発表し、同社は今年5月に本社機能を虎ノ門2-2-3に仮移転していた。しかし、就業環境を巡る議論の結果、中央区で建設中の八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発施設に移転先を変更すると8月に発表した。

 同ビルの解体後は、本田技研工業と三井不動産レジデンシャルが共同で新たなビルを建設する。計画の詳細は再検討するものの、建物内の一部フロアは本田技研工業が使用し、ブランド価値向上の新たな活用の場とする考えだ。

 

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