千葉県八千代市が計画する新庁舎建設工事の起工式が12月15日、現地で開かれた。約40人が参加し、工事の無事故・無災害を祈願した。現在の庁舎敷地内に免震構造の新庁舎を整備する計画で、設計・監理は類設計室、施工は建築が清水建設、電気はエネシス・モデン・鈴木JV、機械は三建・長岡JVが担当する。2027年度12月の完成、28年5月の供用開始を目指す。
神事では、鎌(かま)入れを野田雄二類設計室執行役員統括営業部長、鍬(くわ)入れを服部友則八千代市長、鋤(すき)入れを檜物隆之清水建設執行役員千葉支店長が行った。3氏をはじめ、末永隆八千代市議会議長、塩原元哲東京エネシス執行役員エネルギー本部副本部長、小島直樹三建設備工業東関東支店執行役員支店長らが玉串をささげた。
神事後、服部市長は「新庁舎が20万市民に愛される建物となるよう工事の支援をしていく」とあいさつした。
新庁舎の規模はS造5階建て延べ1万3433㎡。基礎免震と制振構造を採用する。ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)Readyの認証取得を目指す。
建設地は市役所敷地(大和田新田312-5)の約2.5ha。北側駐車場部分に建設する。既存庁舎は本庁舎旧館と新館、別館で構成している。旧館と新館は新耐震基準を満たしていないため、新庁舎建設後に解体する方針。
小川博史(清水建設)工事長の話
「市民の皆さまに安心安全な建物を無事故・無災害で完成させる」
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