【東葉高速鉄道の新駅】秋にも指名競争/工事費71億、28年度末開業 | 建設通信新聞Digital

5月29日 木曜日

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【東葉高速鉄道の新駅】秋にも指名競争/工事費71億、28年度末開業


 外観イメージ(駅南側)


 東葉高速鉄道(千葉県八千代市)は、東葉高速線東海神駅~飯山満駅間で船橋市海老川上流地区に計画する新駅の工事施工者選定指名競争入札を、2024年秋にも公告する。年度内に着工し、28年度途中の完成、29年3月の開業を目指す。概算工事費は71億4334万5500円。

 東葉高速鉄道と市は4月8日、新駅整備工事の施行に関する基本協定を締結した。工事費は市が負担し、工事の実施では年度ごとに協定を結ぶ。工期は29年3月31日まで。

 新駅は、船橋市海老川上流地区土地区画整理組合が施行する海老川上流地区土地区画整理事業(船橋市高根町、東町、米ヶ崎町、飯山満町1丁目、夏見5、7丁目の各一部)の区域内に新設する。

 高架となっている既存線路の南北に、上り線と下り線のホームを構築する。10両編成に対応したホームの長さとする。概略・詳細設計は中央復建コンサルタンツが担当した。

 新駅の工事に着手するためには、東葉高速線と並行して流れる飯山満川を、組合が同土地区画整理事業の中で移設し終える必要がある。

 同土地区画整理事業では現在、業務代行者のフジタが造成工事を進めている。

 市は海老川上流地区で、医療サービスの充実と健康に貢献するまちづくりを目指している。新駅はまちづくりの核として位置づけている。

 

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