【岐阜・各務原市の新総合体育館】159億、1.2万㎡/JPPPOグループの提案講評を公開 | 建設通信新聞Digital

7月26日 土曜日

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【岐阜・各務原市の新総合体育館】159億、1.2万㎡/JPPPOグループの提案講評を公開

完成イメージ


 岐阜県各務原市は、総合評価一般競争入札の結果、ジャパンパブリックプライベートパートナー機構(JPPPO)を代表とするグループを落札者に決めた「新総合体育館総合運動防災公園整備運営事業」の審査講評を公開した。

 同グループは、体育館と公園が機能的につながり、にぎわい創出が期待できる全体配置計画や、地球環境保全に配慮した重機、燃料の使用、工事の進捗(しんちょく)状況を発信して市民の機運を醸成することなどを提案し、高い評価を得た。

 グループの構成員は東急建設、市川工務店、東急コミュニティー、シンコースポーツ、協力企業は環境デザイン研究所、ほとり建築事務所、オリエンタルコンサルタンツ。付帯事業は大和リースが担当する。落札金額は159億0074万4796円(税込み)。

 BTO(建設・譲渡・運営)方式(一括払い型)を採用し、老朽化した現総合体育館の代替となる新総合体育館(RC・S造2階建て延べ1万2710㎡)を新設する。外構部分に総合運動防災公園を整備する。隣接する既存の各務原スポーツ広場公園も維持管理・運営の対象となる。事業場所は各務山の前町1、2。

 8月に仮契約し、9月議会の議決後に本契約する。事業期間は2049年3月31日まで。10月から基本・実施設計、27年1月から建設工事に着手。28年2月に防災公園(1期・東エリア)、29年4月に同(2期・西エリア)、6月に体育館を供用する予定だ。

 

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