戸田建設は30日、東京都中央区の本社で社員向け研修「ダイバーシティ推進フォーラム2017」を開いた。女性活躍の推進に取り組む管理職「イクボス」や役員など計45人が参加し、ブラインドサッカーを活用したコミュニケーション研修に取り組んだ。
研修では、人が瞬間的に判断する情報の8割を占める「視覚」を遮断した上でミニゲームやサッカーなどを体験し、コミュニケーションの質を高める手法を学んだ=写真。社内のダイバーシティーを推進するには他者への無意識の偏見が大きな障害となることが多く、日本ブラインドサッカー協会では2013年から視覚遮断を通じて無意識の偏見を自覚する企業向けの研修プログラムを実施している。
研修を体験した今井雅則社長は「視覚を遮断して物事を説明する難しさを痛感した。研修で学んだことをいろいろな人と共有し、多様な方々が活躍する職場にしてほしい」と参加者に呼び掛けた。
公式ブログ
【社員研修】イクボスらがブラインドサッカーで「無意識の偏見」自覚に 戸田建設
[ 2017-10-31 ]