【清水建設・働き方改革表彰】週休二日・時短など 優れた取り組みを展開した4グループ、2人が受賞 | 建設通信新聞Digital

5月2日 木曜日

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【清水建設・働き方改革表彰】週休二日・時短など 優れた取り組みを展開した4グループ、2人が受賞

 清水建設は24日、東京都中央区の同社で21日からスタートした「働き方改革WEEK2019」のメインイベントとして、働き方改革表彰式を開いた。「週休二日・時短」「グッドチャレンジ」「イクボス」の3つのカテゴリーについて、優れた取り組みを展開した4グループ、2人を表彰した。
 週休二日・時短賞は、総合評価案件の技術提案書の作成を効率化するシステムを開発した土木技術本部プロジェクト技術部、発注者への土日・祝日の閉所に対する理解を促し、4週8閉所の実現により残業時間を30%以上削減した東京支店建築第三部の改修工事グループが受賞した。
 取り組みの将来性を期待するグッドチャレンジ賞は、現場事務所内の環境改善を図った東京支店建築第三部の新築ビル現場、ロボットによる省力化を試行した九州支店北九州営業所の新築工事現場、イクボス賞は関東支店設計部の女性設計グループ長と土木東京支店の東北震災復興土木建設所の男性工事長がそれぞれ受賞した。
 働き方改革WEEK2019は、21日から日ごとに働き方に関する従業員意識調査、ノー残業、働き方改革表彰を実施。25日は働き方について考える部門独自の取り組み、26日は統一閉所を実施する。
 働き方改革表彰は、生産性向上、労働時間削減、メンバーのスキル、モチベーション、職場のコミュニケーションの向上などにつながる取り組みで、創意・工夫があり、今後の継続・発展が見込まれる取り組みを展開するグループ、個人が対象になっている。
 表彰に引き続き、慶応大大学院システムデザイン・マネジメント研究科の前野隆司教授による講演「働き方改革と幸福経営」が行われ、役員、従業員など約250人が聴講した。

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