【けんせつフェア北陸in新潟】産・官・学の最新技術が一堂に! ICT特設展示エリアに注目集まる | 建設通信新聞Digital

5月2日 木曜日

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【けんせつフェア北陸in新潟】産・官・学の最新技術が一堂に! ICT特設展示エリアに注目集まる

ICT特設展示エリア

 産・官・学の優れた建設技術を一堂に集めて紹介する、「けんせつフェア北陸in新潟2017-みて、ふれて、知る 新技術・新工法」が1日に新潟市の産業振興センターで開幕した。「生産性革命を支える建設技術」をテーマとした今回は、現場で活用が進むICTに多くの関心が集まっている。

関係者によるテープカット

 オープニングセレモニーでは、北陸地方建設事業推進協議会長を務める小俣篤北陸地方整備局長が主催者を代表してあいさつした後、来賓の国土交通省総合政策局の奥谷正官房技術参事官が祝辞を寄せた。続いて、関係者でテープカットを行った。
 同フェアは、北陸地方の公共工事発注者や建設産業団体で構成する実行委員会が主催。民間企業の新技術や新工法、建設機械とともに、発注機関の公共事業、研究機関の研究成果などを共有し、さらなる技術開発と担い手の確保・育成につなげるのが狙い。ことしで13回目を迎え、最終日(2日)までに152機関が326技術を出展するほか、37の団体、企業によるプレゼンテーションが行われる。
 また、i-Constructionの中核を担う「ICTの全面的な活用(ICT活用工事)」の一連の流れを体験できるICT特設展示エリア「グルッと体験『ICT』」を設置。測量機器、施工支援企業、ソフトベンダー、建機メーカー、レンタル企業が一堂に会する中、出展企業のトップライズの渡邉卓己測量計測部課長は、「現場のICT化に触れるまたとない機会。若い人が建設業への関心を高める契機になるのでは」と期待を寄せた。
 このほか、コマツグループと日本キャタピラー、コベルコ建機などによるICT建機の実演、先進的な14技術を発表する「The“i-Con”ショー」も実施する。
 開催期間中は建設技術者だけでなく、学生、生徒も多数訪れ、来場者は4000人を目標に掲げている。

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