中古車買取・販売を手掛けるガリバーを運営するIDOM(いどむ、東京都千代田区、羽鳥由宇介代表)は、山梨県南アルプス市が推進する「南アルプスIC周辺整備事業」の中央エリア活用公募で参入事業者に選定され、同市と立地協定を締結したと発表した。同社がデベロッパーとなり、“リユースで暮らしを自由にアップデート”をコンセプトに、初の本格的な複合商業施設を開発する計画だ。衣・食・住のあらゆる企業と共同し、2028年度中の開業を目指す。
新規着手する開発計画では、中古車の流通で培ってきた経験を生かし、リユース文化の醸成をライフスタイル全般に広げることを狙う。子育て日本一を掲げる南アルプス市のビジョンに共感し、子育て世帯をはじめとする地域住民や広域からの来訪者に、交流や体験、文化の継承が生まれる場を提供する。
具体的には、洋服やインテリア雑貨、中古車などのショッピングエリアを設ける。テナントは、リユース品を扱うブランドだけでなく、良いものを長く使うための修理やリサイクルなど環境に優しい取り組みに力を入れるブランドを誘致する。
県内最大級の規模となる全天候型のキッズエリアも整備する。屋外の広場には、障がいの有無や身体能力にかかわらず遊ぶことができるインクルーシブ遊具を配置する。屋内には、県内初となる国内有数のデジタルアート施設のほか、職業体験などができる学習施設も備える。地域の新たな憩いの場としてフードコーナーを設置し、絵本や児童書の蔵書数が国内有数となるブックミュージアムも併設する。モール中央部の広場では、音楽フェスや地域のお祭、フリーマーケットなどのイベントを開催する。
対象地は、吉田字616-5ほかの敷地約3.3ha。中部横断自動車道南アルプスICの至近に位置する。

