【土木になじんで!】東京都土木技術支援・人材育成センターが施設公開 小学生76人がアーチ橋づくりなど体験 | 建設通信新聞Digital

5月6日 月曜日

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【土木になじんで!】東京都土木技術支援・人材育成センターが施設公開 小学生76人がアーチ橋づくりなど体験

 東京都土木技術支援・人材育成センターは14日、同センター施設(江東区)を一般公開した。午前は区立南砂小学校5年生76人を招いて「土木技術体験学習」、午後は一般参加者を対象に土木体験イベントを開いた。
 午前の部では、小学生が型枠のセットに、れんが20個を並べてアーチ橋をつくった。れんがの隙間を砂で埋め、水をまき、木槌でたたき、型枠下のくさびを外し、完成したれんがアーチ橋の上を実際に歩いた=写真。れんがをアーチ形に並べることで、上に乗った人や、れんが自体の重さが圧縮力として、両側の土台に伝わり、頑丈な橋となる原理を学んだ。
 このほか、パックテストによる小名木川の水質検査、コンクリートと鉄筋コンクリートの材料試験も行われた。
 同センターの担当者は「小学生の段階から、土木になじんでもらうのは重要な機会」として、イベントの効果を期待した。

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