【東京都建設局】都立木場公園を多面的活用 プロポで東急コミュニティーに 屋上農園など提案 | 建設通信新聞Digital

4月30日 火曜日

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【東京都建設局】都立木場公園を多面的活用 プロポで東急コミュニティーに 屋上農園など提案

 東京都建設局は、「都立木場公園多面的活用プロジェクト」として、同公園で新たな飲食店を設置・運営する事業者を公募型プロポーザルで募集した結果、東急コミュニティーに決めた。基本協定を締結した上で、2020年6月までの開業を目指す。
 木場公園(江東区)の開園面積23万8711㎡のうち、南地区「ふれあい広場」の一画の約1500㎡が対象区域となる。飲食店を設置する約300㎡の収益エリアを核とし、残りの約1200㎡は創意工夫エリアとして多様な来園者をひきつける場を創出する。

飲食店の外観イメージ

 提案によると、飲食店は木造建築で、産地直送の朝採旬菜を使用したメニューを提供するセルフサービス型のレストランとカフェとなり、公園の緑と屋上農園が連続する緑の景観を創出する。木育講座や星空観察会のほか、屋上農園や江東区外での収穫体験を提供し、発災時には避難所や帰宅困難者などを支援する。

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