
錢高組は、ウガンダ公共事業省から「カルマ橋架け替え計画」を受注した。2018年完成のナイル川源流橋に続き、同国で2橋目となるナイル川への架橋事業となる。工事は、全長245mのPC3径間連続エクストラドーズド橋(45m+120m+80m)と延長1455mの取付道路などで構成する。工期は36カ月。設計・監理はオリエンタルコンサルタンツグローバルが担当する。
カルマ橋は、首都カンパラと北部の主要都市グル、西ナイル地域を結ぶ「カンパラ~グル/アルア道路」がヴィクトリア・ナイル川を横断する地点に位置する。同道路は、内陸国とケニアのモンバサ港を結ぶ「北部回廊」の物流・交通の要となっている。
1964年の建設から60年以上が経過し、床版コンクリートの亀裂や鉄筋の露出・腐食など老朽化が進行する。両岸の取付道路も急勾配と急曲線が組み合わさり、走行安全性に課題を抱えていた。車両の川への転落事故や橋上での事故による交通遮断も頻発している。
工事は日本の政府開発援助(ODA)無償資金協力で実施する。橋梁・取付道路の安全性向上に加え、北部回廊の物流促進や地域経済の活性化への貢献が期待される。錢高組は、同国で培ってきたインフラ分野の技術力と施工管理ノウハウを生かし、安全で高品質なインフラ整備に取り組む。
