東京都千代田区は、防災船着場を活用した舟運事業実施に向けた実証実験を10月1日から2027年9月30日まで行う。災害時に防災船着場を安全・円滑に活用できるよう、平常時の利用とそのルール、運営方法、安全管理上の課題などを確認し、さらに舟運による観光振興効果を検証する。実験参加の対象は、内陸水運業、旅行業、宿泊業としている。
対象となる防災船着場は、新三崎橋(飯田橋3-10地先)、和泉橋(神田佐久間町1-11地先)、千代田区庁舎前(九段南1-2)、鎌倉河岸(内神田1-31-11地先)の4カ所。和泉橋は神田川の岸に、ほか3カ所は日本橋川の岸に位置する。
区は、日本橋川を中心に、歴史・文化を生かしながら、誰もが水辺に親しみ、憩い、交流できる「歴史と未来に出会える水辺空間」の創出を進めている。その一環として、防災船着場については、災害時の機能に加えて、平常時は居心地の良い水辺のウオーカブル空間形成や観光振興への活用も目指している。

