【イソバンドデザインコンテスト】グランプリは日建設計の「日本無線川越事業所」! 明るいイメージ表現 | 建設通信新聞Digital

4月27日 土曜日

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【イソバンドデザインコンテスト】グランプリは日建設計の「日本無線川越事業所」! 明るいイメージ表現

 日鉄住金鋼板(東京都中央区、細貝清司社長)は17日、東京都港区のグランドプリンスホテル高輪で「第8回NISCイソバンドデザインコンテスト」の表彰式を開いた。同社が提供する壁・屋根材の特性を生かした建築物を募集し、192件の応募作品のうち日建設計が設計を担当した「日本無線川越事業所」がグランプリに選ばれた=写真。応募した同社の川副智之氏、河野信氏、西川昌志氏に細貝社長から表彰状と賞金が贈られた。
 審査委員は、細貝社長、建築家の青木淳氏、千葉学氏の3人が務めた。「日本無線川越事業所」は外装にビル外壁用パネル「ノイラックス」を使用した。ノイラックスとカラーパネルの配置により「負の印象になりがちな工業地域に明るいイメージをもたらす」という設計コンセプトについて「動きと明るさを実現している」(青木氏)、「工業製品らしさを維持しつつ展開したデザインとして、完成度も高い」(千葉氏)と評価した。
 そのほか、優秀賞には「立川綜合病院」「清水建設技術研究所先端地震防災研究棟」の2点、部門賞が5点、審査委員賞が3点、NISC賞に57点がそれぞれ選ばれた。

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