同社は、2005年の列車事故を契機に、07年1月に余目駅にドップラーレーダーを設置し、気象庁気象研究所と共同で突風を察知する手法の研究開発を進めてきた。16年11月には、同駅のレーダーに替えて、より高性能なレーダーを酒田市内に設置し、実用化のめどが立ったことから実施に踏み切った。
冨田哲郎社長は、5日の会見で「ドップラーレーダーで渦(突風)を察知して列車運転規制を実施するのは世界で初めて」と述べるとともに、今後、規制エリアの拡大を検討していく考えを示した。
5月6日 月曜日
[ 2017-12-06 ]