【モケイで学ぼう】F4サイズの板上に"建築"したよ! 建築文化保存協会のワークショップ | 建設通信新聞Digital

5月3日 金曜日

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【モケイで学ぼう】F4サイズの板上に“建築”したよ! 建築文化保存協会のワークショップ

 日本建築文化保存協会は16日、東京都品川区のパナソニック東品川ビル2号館で小学生を対象とした模型制作ワークショップ「モケイで学ぼう! ケンチクのしくみ」を開いた。低学年の部と高学年の部に分け、それぞれ20人の児童とその保護者が参加。敷地に見立てたF4サイズの板上での“建築”づくりに挑んだ=写真。
 アトリエ長谷川匠を主宰し、建築活動を展開するとともに建築模型工房「Architecture Model Workshop」を運営する長谷川匠氏が講師を務め、同アトリエのスタッフらが子どもたちの模型制作をサポートした。
 板やボード、粘土のほか、色鮮やかな紙や飾り、木・草・枝や人のフィギュア、季節柄のクリスマス関連ツールなど、多種多様な素材を組み合わせながら、自分の住みたい家やワクワクする空間をつくろうと思いを巡らし、カッターや接着剤などを上手に使うコツを教わる子どもたちの目は真剣そのもの。
 「自由に発想したものをどう実現させていくか。そのプロセスを体験してもらうことで建築への興味を持ってほしい」と語る長谷川氏も驚くほどさまざまなアイデアが飛び出し、最後に完成した作品をそれぞれ持ち寄ると、多彩な表情を持つ“街”が誕生した。

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