【大東建託】高さ60mから落下する恐怖! 現場体験型研修にVRを導入 | 建設通信新聞Digital

5月8日 水曜日

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【大東建託】高さ60mから落下する恐怖! 現場体験型研修にVRを導入

ゴーグルを装着して落下を体感する技能者

 大東建託は19日、さいたま市内の現場で、同社の工事担当者と賃貸住宅建築の協力業者を対象に、VR(仮想現実)を使った現場体験型研修を初めて開いた。VR装置を技能者が装着し、高さ60mの足場からの落下を体感した。
 現場体験型研修は同社が2012年から開いている。品質パートでは、ストレッチガードとPBビス、クギ斜め打ち専用治具を体験した。危険体験パートでは、高さ6mからマネキンを落として落下の衝撃を見せたほか、フルハーネス型安全帯を着用して実際に吊られ、体にかかる負荷を体験した。
 VR体験では、VR研修教材を制作している「積木製作」が現場内に専用機材を設置し、技能者がゴーグルを装着。高さ60mで足場枠を手に持ち、呼び掛けに応じて下の階に足場枠を手渡そうとして墜落するというシナリオを体験した。
 参加者は落下の際にバランスを崩すなど、「怖い」と感想を口にしていた。

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