御園座(名古屋市中区)は28日、新劇場の開場式を行った。政財界や演劇界から多数の関係者が集い、開場を祝った。
はじめに小笠原剛会長があいさつに立ち「地元の応援をいただき完成できた。御園座はことしで122年目となる。今後も地域とともに歩み発展していきたい」と抱負を語った。プロジェクトを担当した積水ハウスの阿部俊則会長は「地域の活性化に向け計画を進めてきた」と事業の背景や目的を説明。監修を担当した建築家の隈研吾氏は「この劇場は地元発展の中心的な役割を果たすだろう」と期待を寄せた。
御園座タワーは、地下1階地上40階建ての高層ビル。劇場や商業施設、分譲マンションなどで構成している。