【小松精練】日本企業で初! 「カボコーマ・ストランドロッド」が世界最大の複合材料展示会で受賞 | 建設通信新聞Digital

5月1日 水曜日

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【小松精練】日本企業で初! 「カボコーマ・ストランドロッド」が世界最大の複合材料展示会で受賞

ファブリック・ラボラトリー「fa-bo」

 小松精練の熱可塑性炭素繊維複合材料「カボコーマ・ストランドロッド」が、年に1回フランス・パリで開催される世界最大の複合材料の展示会「JEC World 2018」の建築・インフラ部門で「JEC Innovation Awards」(JEC賞)に輝いた。日本企業では初。年内にも建築補強用材料としてJIS(日本工業規格)化される予定であり、今回の受賞により新たな建築素材として認知され、普及が加速しそうだ。
 カボコーマ・ストランドロッドは、日本の伝統産業である組みひもの技術と現代の炭素繊維の技術を融合した強さとしなやかさを持つロープ状の材料で、高強度・軽量な上、熱伝導率が低いために結露も生じず木材との相性もいい。これまで善光寺の経蔵保存修理などでも採用されるなど、重要文化財の耐震補強材料としての分野を切り開いた功績も評価された。

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