日本建築家協会（JIA）近畿支部は、同会会員と建築系学生を対象にした国際アイデアコンペ「第34回釜山国際建築大展」の参加者を募集している。韓国建築家協会釜山建築家会（KIAプサン）や中国の天津市建築学会との交流事業の一環で開催するもので、参加登録を6月15日まで受け付ける。
　参加資格は、JIA正会員、建築設計業務に携わる建築士、建築系学校に通う学生。
　今回のコンペのテーマは「Architecture4．0－Fusion＆Convergence（融合と収束）」。形や場といった実体に加え、場所性や歴史観、都市の価値、社会的用途など抽象的なものを含めた建築の概念を再考し、多様な先進技術が融合する第4次産業革命時代がもたらすつながりや収束を要素とした「新時代の建築の姿」について、提案を求める。
　審査により、1等賞1作品、2等賞2作品、3等賞9作品、奨励賞12作品を選定する。3等以上の入賞者には「海外建築ツアー」参加権が贈られる。
　作品受付期限は6月29日。7月17日に1次審査結果を発表する。その後、9月7日に2次審査結果を公表し、9月18日に受賞作品を決定する。
　審査員は、畠山文聡氏（NTTファシリティーズ）、Lee Eun seok氏（韓国）、Song Jing氏（中国）が担当する。
　申し込み・問い合わせはJIA近畿支部・電話06－6229－3371。

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