【デザインコンペ】奈良市東向商店街のアーケード看板サインを募集! 9/15まで、学生も参加OK! | 建設通信新聞Digital

4月26日 金曜日

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【デザインコンペ】奈良市東向商店街のアーケード看板サインを募集! 9/15まで、学生も参加OK!

 日本建築家協会近畿支部(JIA近畿)と奈良市東向商店街協同組合は、同商店街のアーケード看板サインのデザインコンペを実施する。参加登録は7月31日まで、同支部で受け付ける。応募作品の提出は9月15日まで。10月6日に1次審査結果を公表し、プレゼンテーション審査(2次審査)を経て10月21日ごろに特定する。
 参加資格は提案図書を作成できることのみで、JIA非会員や建築士資格を持たない学生も参加できる。
 対象となるのは、近鉄奈良駅前の東向商店街(奈良市東向中町、同東向南町)の南北2カ所の入口におけるアーケードの看板サイン。構造を変えずにリニューアルすることとしており、奈良の玄関口にふさわしい提案を求める。工事費用は800万円を上限に設定している。
 賞金は最優秀賞1点が10万円、入賞2点が各5万円、佳作2点が各2万円。最優秀賞受賞者には実施設計・許認可申請・工事監理を委託することとしており、必要経費として90万円(税込み)を支払う。
 審査員は三井田康記幾央大教授、井上久美JIA近畿支部長、長坂大京都工芸繊維大大学院教授、倉本宏奈良まちづくりセンター理事、中川佳英子奈良デザイン協会会長、山中曜誠東向商店街協同組合理事長が務める。2次審査では審査員と商店街組合員83人で投票する。
 井上支部長は「金額でなく内容で選ばれたものこそが社会の財産になるというのがJIAの理念。小規模のコンペの実施は協会の若手会員からも望まれている。昨年は阪神高速道路のパーキングエリアでもコンペを実施したが、優秀な提案が多く集まり事業者に感謝していただいている。これからもこういった事例を積み重ねていきたい」と話している。

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