【LRT車両デザイン】メインカラーは雷の黄色! 3案から7月に決定 宇都宮市と栃木県芳賀町 | 建設通信新聞Digital

4月20日 土曜日

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【LRT車両デザイン】メインカラーは雷の黄色! 3案から7月に決定 宇都宮市と栃木県芳賀町

 宇都宮市と栃木県芳賀町は、全国初の全線新設による次世代型路面電車(LRT)となる「芳賀・宇都宮LRT事業」の車両外観デザインを3案まとめた。20日からアンケート形式で市民と町民の意見を聞き、7月に決定する。デザインを車両の設計に反映し、10月ごろ車両設計認可を国に申請する。
 2016年10月に公表したLRTのデザインコンセプトは「雷都を未来へ LRTによる未来のモビリティ都市の創造」。車両のメインカラーには雷の光を表現する黄、背景色には黄を引き立たせるダークグレーを採用する。

 各案のコンセプトは、A案が「流れるような前頭形状と、L字型の特徴的な色使いによる未来の都市に合う洗練されたデザイン」、B案が「多角形状にそぎ落としたコンパクトな前頭形状と、スピード感ある色使いによる未来を拓く躍動的なデザイン」、C案が「水平基調の色使いによるスマートな公共交通に適したデザイン」とした。
 アンケートは、いずれかの案を選択する択一式とする。両市町は、デザイン作成への市民と町民の参加により、幅広い年代にLRTを身近に感じてもらい、関心を広げることなどを期待している。

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