【液状化判定調査】台湾のハザードマップづくりに! 応用地質が「Piezo Drive Cone」を現地で実演 | 建設通信新聞Digital

4月25日 木曜日

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【液状化判定調査】台湾のハザードマップづくりに! 応用地質が「Piezo Drive Cone」を現地で実演

 応用地質は、台湾・高雄市の招待により、市政府関係者や同国内の有識者に対して、同社が開発したリアルタイム液状化判定装置Piezo Drive Cone(PDC)を用いた液状化判定調査を実演、技術紹介した。

現地でのPDC実演

 台湾は、わが国と同様に地震多発地域にあり、過去にもたびたび大規模地震や液状化の被害を受けている。このため、同国主要都市では液状化のハザードマップを作成・更新中だ。こうしたハザードマップ作成業務を受託している同国有数の建設コンサルタントSINOTECHの依頼により、日本における最新の液状化対策技術として、4月16日から23日にかけて開かれた説明会で応用地質のPDCが紹介された。
 PDCは、ボーリング調査や土質試験を用いた従来の液状化判定調査手法に比べ、安価かつ高精度、短時間で調査結果が得られる。国土交通省のNETIS(新技術情報提供システム)にも登録済みで、その有効性が確認されており、現地でも参加した土木行政関係者や研究者から大きな関心が寄せられていた。

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