三菱電機ビルテクノサービスは、東京都荒川区の本社内にある体験型ショールーム「M’s station(エムズステーション)」を大規模改修した=写真。さまざまなパターンのエレベーター室内を瞬時に再現する意匠シミュレーターや、オフィス・病院・工場といった用途ごとのソリューションのVR(仮想現実)体験など、最新のデジタル技術も駆使しながら、昇降機やファシリティ事業の製品・サービスを顧客などに紹介する。6月1日にリニューアルオープンする。
22日開いた報道向け見学会の冒頭、吉川正巳社長は「ショールームのコンセプトである『見て、触れて、実感できる』に加え、『感動できる』というところまで進化していきたい」と語った。
本社内のショールームは2002年に開設し、10年には省エネやセキュリティー分野の内容を充実させるリニューアルを行った。これまでに、ビルオーナーや管理会社、設計事務所などから延べ約8万人が来場しているという。
8年ぶりの大幅リニューアルとなった新たなエムズステーションは、これまでのコンセプトを踏襲しつつ、ビル運用におけるメンテナンスの重要性や課題解決の提案などをより分かりやすく実感してもらうため、映像やデジタルツールを用いたコンテンツを多くのコーナーで採用した。大きく昇降機とファシリティのゾーンに分け、最新の商品やソリューションを展示している。
開館時間は平日の午前9時30分から午後5時まで。一般非公開の予約制。年間来場者は、これまでより2000人ほど多い6000-7000人を見込んでいる。
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【三菱電機ビルテクノ】ビルメンテをもっと実感しやすく! 体験型ショールームがリニューアオープン
[ 2018-05-31 ]