【高所作業の酷暑対策】三菱電機ビルテクノ フルハーネス対応ファン付きウェアを全社に導入 | 建設通信新聞Digital

5月7日 火曜日

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【高所作業の酷暑対策】三菱電機ビルテクノ フルハーネス対応ファン付きウェアを全社に導入

 三菱電機ビルテクノサービスは、2022年1月2日からの高所作業での「フルハーネス」着用義務付けに対応するとともに、屋上などでの作業や複数の現場を移動することが多いエンジニアの酷暑対策として、フルハーネス対応のミズノ製ワークウェア「ファン付きウェア」と「夏用高通気性シャツ」を7月から全社導入。同社と協力会社の約8000人にファン付きウェア8000着、シャツ1万6000着を配布する。
 酷暑対策として導入するワークウェアは、ファン付きウェアがミズノ製「エアリージャケット・ベストタイプ」で、両脇のファンから空気を送ることで汗を気化させ、首の前後や両腕から通り抜ける設計で涼しさを保つことができる。夏用高通気性シャツは、同社が従来着用していた作業服のデザインをベースに、ファンの通気性を最大限に発揮するよう生地の素材なども含めて改めてデザインされたミズノ製のオリジナルシャツ。
 このシャツを着た状態でフルハーネスを装着し、その上にエアリージャケットを着用するだけで着替えが完了し、その場で作業を行うことができる。
 フルハーネス対応のファン付き作業服は他メーカーからも販売されているが、同社のエンジニアは1日に複数の現場で作業することが多く、ファン付き作業服を着替えると、マンションや公共施設などの作業場所で肌着姿になってしまうため、作業着には着脱のしやすさを最重点に、通気性や耐久性を求めていた。
 ミズノは、肌着姿にならずとも着替えが可能な運用を提案。社内での試着会・社員アンケートで好評だったことから導入を決めた。

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