【ドローン調査の知見集約】全国初! 東北地整らが「被災状況動画撮影ポイント集」を策定 | 建設通信新聞Digital

5月6日 月曜日

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【ドローン調査の知見集約】全国初! 東北地整らが「被災状況動画撮影ポイント集」を策定

 東北地方整備局と建設コンサルタンツ協会東北支部、東北測量設計協会は、全国初の取り組みとして『ドローンを用いた被災状況動画撮影のポイント集』を策定した。2016年夏に岩手県沿岸部に上陸した台風10号による被災状況をドローンで調査した際に得られた知見をまとめたもので、今後の災害対応に広く活用してもらいたい考えだ。

『ドローンを用いた被災状況動画撮影のポイント集』より

 ポイント集は▽計画準備▽現地調査▽公開用映像作成--の3章で構成。このうち、計画準備では、ドローンの分野に詳しい団体などとの協力関係構築の重要性や、操縦者・使用機材の特性に応じた作業計画の検討、被災状況調査の航空法上の扱いなどをポイントに挙げている。
 現地調査では、飛行技術や撮影技術について、イラストや動画の撮影事例を交えて解説。公開用映像作成についてはデータの受け渡しや広報用映像の編集方法などをまとめている。
 ポイント集は同整備局のHPで閲覧できる。

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