【地質調査講習】地震に強い建物をつくるために! 仙台高工生がボーリングなど学ぶ | 建設通信新聞Digital

5月2日 木曜日

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【地質調査講習】地震に強い建物をつくるために! 仙台高工生がボーリングなど学ぶ

 東北地質調査業協会(高橋和幸理事長)は、仙台市内の市立仙台工業高校で2018年度地域のものづくり人材育成推進事業「地質調査講習」を開いた。建築土木科の1年生9人が受講し、地質調査の実践的な知識を学んだ。
 冒頭、あいさつに立った高橋晋副校長は「建築や土木で最も基礎的な土地・土について講義してもらう。業界の担い手として多くのことを学んでほしい」と語った。
 続いて高橋理事長が「地面の下の状況に応じ、建て方を変えなければ地震に強い建物はつくれない。また、普段なじみがないだけに多くの情報が得られる面白い分野なので興味を持って臨んでほしい」と呼び掛けた。
 この後、同協会の秋山純一技術副委員長が、ボーリングや標準貫入試験などの地質調査方法について解説したほか、活断層と地震の発生メカニズムなどを講義した。

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