【東北地質協】仙台工高でボーリング掘削実習 建築土木科の生徒が地質調査の実践的な知識を学ぶ | 建設通信新聞Digital

4月27日 土曜日

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【東北地質協】仙台工高でボーリング掘削実習 建築土木科の生徒が地質調査の実践的な知識を学ぶ

 東北地質調査業協会(奥山清春理事長)は、仙台市内の仙台工業高校で2019年度「地質調査講習」を開いた。建築土木科の1年生7人が受講し、地質調査の実践的な知識を学んだ。
 冒頭、あいさつに立った石岡恒一副校長は「普段は見ることができない地中を調べる講習であり、関心をもって臨んでほしい。東日本大震災から8年が過ぎたが、堤防工事などがまだ行われている。皆さんも技術を身に着け復興の一翼を担っていただきたい」と語った。
 同協会の早坂功顧問も「東日本大震災後も各地で地震が発生している。地震の揺れを左右する地盤に興味を持ち、われわれの業界に入ってほしい」と呼び掛けた。
 この後、秋山純一技術委員会副委員長が地質調査の基礎や16年熊本地震の被害状況調査の概要などを説明。続いてグラウンドでボーリングマシンによる掘削実習を行った。(7.24)

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