【ストリートファニチャーコンペ】優秀、横浜賞の4作品決定! グランモール公園を楽しく課題解決するアイデアずらり | 建設通信新聞Digital

5月16日 木曜日

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【ストリートファニチャーコンペ】優秀、横浜賞の4作品決定! グランモール公園を楽しく課題解決するアイデアずらり

 横浜市内を中心とする企業が運営委員会を組織する、第3回「まちを楽しくするストリートファニチャーデザインコンペティション」の公開審査会が7月28日、同市のYCCヨコハマ創造都市センターで開かれた。1次審査通過者8組がプレゼンテーションし、優秀賞3作品と、同日の審査で特別に実作を決めた横浜賞1作品などを決めた。計4作品は実物を作成し、みなとみらい21地区のグランモール公園に仮設設置を予定している。
 今回は、「グランモール公園を楽しくするストリートファニチャー(屋外装置物の総称)」をテーマに、自転車駐輪防止や犬のふん処理など各種課題を解決する斬新なアイデアを公募した。国内外から157点の作品提出があり、1次審査を通過した8作品の中から、優秀3作品、横浜賞含む佳作5作品を決定した。

優秀賞の「音のカケラ」

 冒頭、運営委員会を代表して菊嶋秀生キクシマ社長は、国内外から多くの応募や、力の入った作品に感謝し、「コンペの目的は1つ。横浜のまちを全国、さらには世界で輝く港町にしたいという思い。きょうは大きな区切りであり、横浜がより美しく輝くまちになるところを見ていきたい」と期待を寄せた。

優秀賞の「YOKOHAMA ON THE TABLE」

 審査委員長の飯田善彦飯田善彦建築工房代表が審査基準などを説明した後、プレゼンテーションを実施。審査委員の投票を経て作品を決定し、受賞者を表彰した。

 優秀賞と横浜賞の受賞者は次のとおり(作品名=受賞者、所属。敬称略)
 〈優秀賞〉音のカケラ=和田徹(Atelier Toru Wada)▽YOKOHAMA ON THE TABLE=小林大介、鈴木瑛貴(慶応大学)▽1本のライン-人と歴史と横浜をつなぐ=古川亮、柳沼啓斗、笠原真紀(東京電機大学)。

優秀賞の「1本のライン」


 〈横浜賞〉海風のベンチ、あるいはデッキ=田中翔太、松浪崇斗(京都工芸繊維大学)。

横浜賞の7「海風のベンチ、あるいはデッキ」

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