日本建設業連合会は22日、鉄建建設・NB建設・紅梅組JVが横浜市で施工を進める相鉄・JR直通線、羽沢駅新築他工事の現場で「けんせつ小町活躍現場見学会」を開いた。小学生8人、その保護者7人の計15人が参加し、職人の指導の下、タイル張りを体験するなど建設業の仕事を楽しく学ぶとともに、建設現場の壮大さを肌で感じた。
けんせつ小町として、発注者の鉄道建設・運輸施設整備支援機構東京支社から、新横浜電気建設所の中田恵理香さん(電気)、新横浜鉄道建設所の坂口明日美さん(土木)、鉄建建設から、JV羽沢建築作業所の檜山祥子さん、宮崎萌さん、JV横浜羽沢作業所の山本理紗さん、欧陽笛雲さん、本社ダイバーシティー推進部の野本由美子部長と小山美月さん、本社広報部の高橋ふさ子課長が参加した。
見学後の質疑応答では、建設業を志した理由を問われ、「ものづくりがしたいとの思いが強かったので、現場で働ける仕事を選んだ」(山本さん)、「小さいころに地元で大きな水害があり、その復旧に従事する人たちの姿に憧れた」(欧陽さん)、「ものづくりを間近で見られるのは現場なので、現場監督を選んで、いまの仕事をしている」(檜山さん)、「小学生から図工が好きだったので、間近でものづくりが見られる建築の仕事を選んだ」(宮崎さん)、「人の暮らしをより良くし、自分のつくったものを直接目で見られる仕事を選んだ」(坂口さん)、「電気に関連し、人を支えるインフラの仕事がしたくて、鉄道の道に進んだ」(中田さん)と答えた。
最後に現場を指揮する佐野誠JV羽沢建築作業所長(鉄建建設)が「きょうの楽しかったことや、ためになったこと、関心があったことが夏休みの記念の1ページではなく、人生の何らかの切っ掛けの1ページになってくれたらうれしい」と呼び掛けた。