【建設業体験講座】未来の職人に指導! 大宮工高生が3級鉄筋技能検定の課題に挑戦 | 建設通信新聞Digital

5月3日 金曜日

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【建設業体験講座】未来の職人に指導! 大宮工高生が3級鉄筋技能検定の課題に挑戦


鉄筋組み立ての実技を体験した

 埼玉県建設業協会(星野博之会長)は22日、さいたま市の県立大宮工業高校で建設業体験講座を開いた。富士教育訓練センター、協同組合東京鉄筋工業協会が協力した。建築科2年生が座学で建設業の仕組みと魅力を学んだ後、鉄筋組み立ての実技を体験した。
 座学は富士教育訓練センターの橋本学氏が講師を務めた。建設業の各業種の役割や労働環境などを説明した上で、イメージアップに向け業界全体で取り組んでいるけんせつ小町や社会保険未加入対策などを説明した。「現場で大きな達成感を得られるのが建設業の醍醐味。ぜひ業界を目指してほしい」と呼び掛けた。
 実技では生徒が3グループに分かれ、柱、梁の組み立てや鉄筋結束など3級鉄筋技能検定の課題に挑戦した。飛田鉄筋工業、日新鉄筋、工藤工業、リケン、平子鉄筋の5社7人が指導に当たり、未来の職人の育成に励んだ。
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