【登録有形文化財をまちづくりの核に】旧山本条太郎別荘で勉強会 かながわへリマネ協ら | 建設通信新聞Digital

5月15日 水曜日

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【登録有形文化財をまちづくりの核に】旧山本条太郎別荘で勉強会 かながわへリマネ協ら

 かながわヘリテージマネージャー協会と神奈川県登録有形文化財建造物所有者の会は、神奈川県鎌倉市で第2回登録有形文化財の勉強会を開いた。国登録有形文化財の旧山本条太郎別荘(現神霊教鎌倉錬成場霊源閣)を会場に、施設の創建から保存までの経緯を聞いた後、登録有形文化財をまちづくりの核とする全国的な取り組みや制度の課題などを学んだ。

霊源閣(外観)

 今回のテーマは「登録有形文化財制度の現状の課題を把握して将来への展望を探る」。霊源閣の管理責任者を務める山口通則氏が保存の経緯や施設の特徴などを説明し、京都光華大学の佐滝剛教授が全国的な登録有形文化財の活用事例などを説明した後、普段は見られない施設内を見学した。

会場風景

 今後は、2019年2月23日に、「街ぐるみで活用する先駆的な事例見学会“真壁”に学ぶ」を開催する。

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