日本技術士会(高木茂知会長)と韓国技術士会(金在權会長)は18日、神戸市のホテルオークラ神戸で「日韓技術士国際会議」を開いた。両国から会員とその家族ら285人が参加した。
日韓技術士国際会議は1971年10月にソウルで開催されたのを皮切りに、両国の科学技術の発展と友好親善を目的に歴史を積み重ね、48回目を迎える。
会議のテーマは「次世代スマートシティの展望と技術士の役割」。IoT(モノのインターネット)やビッグデータ、AI(人工知能)などの第4次産業革命と呼ばれる最新技術を駆使したスマート社会の実現に向けて、技術領域、国、性別など多様な属性を持つ技術士の力の融合の重要性を認識するとともに、情報を交換した。
また、日本技術士会の河野千代理事(久本組)が「技術士が叶えるSociety5.0~アントレプレナーシップを発揮して~」と題し基調講演を行い、最新技術と既存技術を融合させることで、劇的な変化をもたらす可能性を持つ技術士の役割について、未来への展望を示した。
公式ブログ
【第48回日韓技術士国際会議】スマートシティの実現に向けて技術士の役割を情報交換
[ 2018-10-25 ]