【北陸新幹線・建設現場】24回目の九頭竜川橋りょう工事見学会で見学者が1000人突破 鉄建建設JV | 建設通信新聞Digital

5月3日 金曜日

公式ブログ

【北陸新幹線・建設現場】24回目の九頭竜川橋りょう工事見学会で見学者が1000人突破 鉄建建設JV

 鉄建建設・安部日鋼工業・清水組JV施工で工事が進む「北陸新幹線、九頭竜川橋りょう他工事(平田惣一所長)」の建設現場への見学者数が1000人を超えた。福井県内では初の新幹線高架橋・橋梁工事であり、全国初となる新幹線と県道の併用橋としても注目される同工事では、2016年11月から現場見学会を開催。これまでに市民や土木学会を始めとする建設業関係団体、地方行政職員などが現場を訪れており、特に地元の小・中学生と高校生は245人が参加している。
 27日には24回目となる工事見学会が開かれ、地元の福井市栗森町自治会から48人が参加。1000人突破の記念式典も行い、見学者全員に記念品を贈呈した。同自治会の田中会長から「見学会に参加して、普段何気なく見上げている建設中の高架橋は素晴らしい技術や日々の努力の積み重ねによって工事が進められていることが分かった」との言葉が寄せられたほか、見学者からは「間近で見るとスケールが大きく迫力があった」「とても面白く子ども以上に興奮した」などといった感想や、開業後には新幹線の軌道内に立ち入る機会はほとんどないだけに「貴重な体験だった」との声も数多く寄せられていた。
 同工事は23年春の開業を予定している北陸新幹線の金沢~敦賀間の一部で、福井県嶺北部を流れる九頭竜川に架かる橋梁約415mを含めた延長1495mを施工している。工期は20年3月10日まで。

建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら