【三井住友建設】機関投資家向け現場見学会を実施 独自のSQRIM(スクライム)工法とは? | 建設通信新聞Digital

5月4日 土曜日

公式ブログ

【三井住友建設】機関投資家向け現場見学会を実施 独自のSQRIM(スクライム)工法とは?

 三井住友建設は、神奈川県海老名市の(仮称)海老名駅間マンション計画新築工事作業所で機関投資家向け現場見学会を開いた。機関投資家19人が参加し、同社オリジナル工法のSQRIM(スクライム)工法について説明し、見学者は他社のプレキャスト工法との違いや、優れた施工性を理解した。
 SQRIM工法は柱梁などの主要構造部に場所打ちコンクリートを設けないオールプレキャストコンクリート工法で工期が短縮し、S造並みの施工速度を実現することができる。1日単位で1サイクルの作業を進めるDOC工法との組み合わせにより、1フロア4日で急速施工している。
 見学者からは、「他社のプレキャスト工法とスクライム工法では、施工日数はどれくらい違うか」「外国人労働者はいるのか」「生産性向上のためにしている対策は何かあるか」といった質問が上がった。
 これに対して同社は「当社が4日なら、おそらく(他社は)6日になるだろう」「協力会社にインドと中国の実習生がいる」「iPadを利用し、図面などの情報を共有して作業効率を上げている」と回答した。
 (仮称)海老名駅間マンション計画の規模はRC造31階建て塔屋2層延べ3万3609㎡。住戸数は304戸。発注者は小田急不動産、三菱地所レジデンス。

建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら