【生の現場で学習!】竹栄会「住宅開発・造成工事」現場で建設専門生が土木技術を学ぶ | 建設通信新聞Digital

4月27日 土曜日

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【生の現場で学習!】竹栄会「住宅開発・造成工事」現場で建設専門生が土木技術を学ぶ

 竹中土木の協力会社で構成する竹栄会は28日、同社が大阪府豊中市で施工している「マストヒルズ東豊中開発工事」の現場体験学習会を開いた。修成建設専門学校(大阪市)土木工学科と建設エンジニア学科の学生ら約50人が参加し、土木技術を熱心に学んだ。

土質試験の説明を聞く学生ら

 同社と竹栄会が取り組んでいる担い手確保の一環として開かれたイベントで、交流があった同専門学校を招待した。竹栄会が主催する初の現場体験となり、現場と専門工事の仕事などを紹介した。
 同社の菊田一寿作業所所長が工事概要について説明した後、調整池工や切土盛土工、土質試験、ブロック積擁壁工を興味深い様子で見て回った。
 現場見学後には竹栄会のメンバーらが配管の補修工事で使用するカメラ付きロボットなど専門工事の最新技術を展示・紹介した。
 菊田所長は「学生が生の現場を見る機会はなかなかない。われわれも自ら学生を招待しての現場体験学習は初めてなので、良い機会になったと思う」と感想を述べた。
 同社は大阪府豊中市東豊中町5-23-5で計画している住宅開発のために造成工事を進めている。現在は3万4896m3の切土盛土工などを施工中。事業主は積和不動産関西、設計はオオバが担当した。事業進捗率は事業費ベースで30%。工期は18年3月15日から20年3月31日まで。

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