【ソフトバンク「5G×IoT Studio」】リニューアルしたお台場ラボで建設業向け「仮想GPU処理」を展示 | 建設通信新聞Digital

5月6日 月曜日

公式ブログ

【ソフトバンク「5G×IoT Studio」】リニューアルしたお台場ラボで建設業向け「仮想GPU処理」を展示

 ソフトバンクは、5G(第5世代移動通信システム)の屋内トライアル環境として5月にオープンした「5G×IoT Studio」のお台場ラボをリニューアルした。建設業を含む各産業別の5G利用ケースをイメージしたデモンストレーションを新しく展示した。

リニューアル後のイメージ

 リニューアルでは、5Gネットワーク環境を4.5ギガヘルツ帯から28ギガヘルツ帯の周波数を使用した仕様に構成を変更した。利用企業は、5Gの技術検証だけでなく、5Gと高性能サーバーを組み合わせたサービスやアプリケーションの検証なども実施できる。
 建設業のデモンストレーションでは、ソフトバンクの通信網内で高負荷なグラフィック処理が必要な3次元CADデータを動作させ、高負荷データをオフロードとして仮想GPUで処理することで、タブレットからの操作でスムーズに3次元CADデータを表示する「NVDIA GRIDによる仮想GPU処理」を展示。製造業では、5Gを活用して、複数方向からの映像を見ながら遠隔操作で物体をつかんで移動させる「力触覚伝達型遠隔操作」を展示している。

建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら