ソフトバンクは、5G(第5世代移動通信システム)の屋内トライアル環境として5月にオープンした「5G×IoT Studio」のお台場ラボをリニューアルした。建設業を含む各産業別の5G利用ケースをイメージしたデモンストレーションを新しく展示した。
建設業のデモンストレーションでは、ソフトバンクの通信網内で高負荷なグラフィック処理が必要な3次元CADデータを動作させ、高負荷データをオフロードとして仮想GPUで処理することで、タブレットからの操作でスムーズに3次元CADデータを表示する「NVDIA GRIDによる仮想GPU処理」を展示。製造業では、5Gを活用して、複数方向からの映像を見ながら遠隔操作で物体をつかんで移動させる「力触覚伝達型遠隔操作」を展示している。