エーアンドエーは11月30日、東京都港区の品川グランドホールで製品発表会「Vectorworks Live」を開いた。国内初披露となるCAD・BIMツールの次期バージョン「Vectorworks 2019」の機能紹介や開発元の米国・Vectorworks社の経営陣によるプレゼンテーションが行われた。
冒頭、あいさつしたエーアンドエーの横田貴史社長は「日本においてVectorworksは順調に伸びている。これからも皆さまに使って良かったと思われるように努力していきたい」と述べた。
発表会では、「Vectorworks 2019」のうち「設計・デザイン環境」「建築・インテリアデザイン」「ランドスケープデザイン」「ステージデザイン」に追加された新機能についてデモンストレーションを交えながら紹介した。具体的には、大容量ファイルを開く時間を大幅に削減したほか、シートレイヤや描画機能が向上し、作業環境が改善した。
続いて、有限会社原忠の原口広氏、サムコンセプトデザインの泉俊哉氏がユーザー事例を紹介した。
また、米国・Vectorworks社のビプラブ・サーカー最高経営責任者が「Vectorworksの将来」と題して講演。ビプラブ氏は「ことしはパフォーマンスとクオリティーに力を入れている。皆さまのワークフローに貢献していきたい」と述べた。合わせて、スティーブ・ジョンソン製品開発担当副社長、ダリック・デハートマネジメント担当副社長、ルイス・ルイズArchitectスペシャリストからも発表があった。
公式ブログ
【建設業のワークフローに貢献】エーアンドエーが「Vectorworks Live」発表会で国内初披露の機能を紹介
[ 2018-12-03 ]