【高校生にもチャンス!】近畿建設躯体工業協同組合 初の型枠3級試験実施 | 建設通信新聞Digital

4月30日 火曜日

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【高校生にもチャンス!】近畿建設躯体工業協同組合 初の型枠3級試験実施

 近畿建設躯体工業協同組合(山本正憲理事長)は19日、大阪府東大阪市の大阪府立東大阪高等職業技術専門校で2018年度型枠技能検定3級実技試験を行った。同組合で初となる型枠の3級試験には3人が参加し、課題に挑戦した。学科試験は27日、合格発表は3月15日。
 同検定は大阪府職業能力開発協会からの委嘱で行っている。冒頭、検定委員長の渡辺睦翁副理事長が「落ち着いて事故やけがのないよう、合格目指して頑張ってほしい」とあいさつした後、試験がスタート。受験者は制限時間内(標準時間1時間40分、打切時間2時間)に型枠を組み、検定委員が作業の手順や過程、仕上がりなどをチェックした。
 渡辺委員長は「型枠の3級試験は17年度後期に新設され、建築系の工業高校生らも受験できる。今回は若手職人のみとなったが、積極的に高校生の参加も呼び掛けていく。若い人に取得してもらいやすいこの3級資格が、人材育成、働き方改革、魅力ある業界づくりにつながってくれることを期待している」と語った。
 検定委員は、渡辺委員長のほか、川原尚(首席検定委員、山本組)、立道勝美(翁有建設)、田村雅典(タカシマ)、の各氏が務めた。

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